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【2006年10月後半のニュース】

フィリピーナ&フィリピンに関するニュースを見つけた時点でアップしていきます!
遅れることもありますが・・・その辺は、ご愛嬌・・・ お許しください!
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<フィリピン・台風19号で15人死亡洪水などで>
【マニラ大澤文護】AP通信は31日、フィリピン北部を通過した台風19号による洪水などで少なくとも15人が死亡し、ルソン島を中心に各地で住宅の倒壊が相次いだと報じた。台風通過後も洪水などによる被害拡大が懸念されている。ルソン島は9月末に台風15号の直撃を受け、マニラ首都圏を中心に死者110人、行方不明79人の犠牲者を出した。台風19号は30日、ルソン島北部を通過し、同地域の学校や政府機関が臨時休校・休業した。マニラ北東約150キロのアウロラ州や、マニラ北方約250キロのラウニオン州では住民数百人が洪水のため自宅から避難した。(毎日新聞)10月31日

<フィリピン射殺事件・逮捕の元社長、千数百万円借金>
フィリピン北部で昨年7月、東京都台東区、不動産会社社員、油科(ゆしな)孝章さん(当時41歳)が射殺された事件で、元同社社長、吉井誠容疑者(50)=殺人容疑で逮捕=に千数百万円の借金があることが警視庁捜査1課の調べで分かった。同課は借金返済などが保険金目的の殺人の動機とみて追及している。調べでは、油科さんは殺害3日前に同社社員の村松陽一容疑者(57)=同=ら3人とフィリピンへ渡航。同社を受取人とする7500万円の海外旅行傷害保険がかけられていた。吉井、村松両容疑者らは交通事故を偽装した保険金詐欺を繰り返していた。【鈴木泰広】(毎日新聞)10月31日

<【フィリピン】ASEAN会議、セブ経済区に悪影響も>
12月にセブ州で開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に伴い実施される治安確保のための交通規制が、日系を含むマクタン経済区(MEZ)に入居する企業の操業にマイナスの影響を与えるとの懸念が挙がっている。ビジネスワールド紙によると、同経済区内で働く従業員が出社または帰社時に足どめを食うとの見方に基づき、入居企業の代表は29日、ASEAN首脳会議運営委員会に対し、会議の警備が通勤に障害を及ぼすことがないよう要請したとされる。セブ市の担当者は30日、NNAに対し、会議場周辺道路の混雑解消と保安上のリスクを最小化する目的で、大統領府が既にセブ首都圏の3市(セブ、マンダウエ、ラプラプ)を対象に12月11〜14日を特別休日「スペシャル・ノンワーキング・ホリデー」とすることを決定したと答えた。ただ大統領府は同日、「現時点では時期尚早」として、この発表の写しの提示を控えた。警察当局は会議に訪れる各国要人の治安対策として、セブ本島に位置するセブ、マンダウエ両市と隣接するマクタン島側のラプラプ市で、一部通行禁止を含む交通規制を敷く準備を進めている。これに対しマクタン輸出加工区の輸出・製造業者会議所のポーフェリオ・モンテスクラロス広報担当者は、ASEAN会議のセブ開催を誇りに思い支持する立場を示しながらも、「特定地域の通行規制は効果的ではない」と指摘。給与を稼ぎたい従業員の働く機会を失わないためにも、より合理的な方法を考えるべきと訴えている。さらに従業員が出社できなくなることや貨物の配送が滞ることで、各企業は納期の生産減と遅れに直面し、競合各社との競争に敗れ仕事を失うと付け加えている。この点についてセブ日本人商工会議所はNNAに対し「同商工会から要請文書の提出などはしていない」としながらも、セブで操業する企業として同じ立場にあることを確認した。また、フィリピン輸出業者連盟(Philexport)セブ支部やセブ商工会議所は、会議開催中に加盟企業が操業を続けるための方策をASEAN会議運営委員会と話し合いたい意向を示している。
■ホテルも準備急ぐ
一方、ASEAN会議開催中の集客を見込み、ホテル業界の動きが活発化している。このうちセブ市のビジネス中心街に新たに建設された21階建ての中規模ホテル「パークレーン・セブ」の広報担当者はこのほど、NNAに対し、「今年7月にソフトオープンしたが、230ある客室や会議場などの一部施設はまだ完成していない」と説明した。その上で、11月中にはすべての工事を終え、会議の行われる12月にはフルサービス体制で国内外からの宿泊客を受け入れたいと意気込みを語った。中華系フィリピン人がオーナーを務めるこのホテルは、ビジネス客を主な顧客対象としながらも、商業施設アヤラ・センター・セブに隣接している立地を生かし、観光客の誘致にも力を入れている。(NNA)10月31日

<リア・ディゾン“グラビア界の黒船”小説モデルに!>
「グラビア界の黒船」としてテレビや音楽界に進出中の米国出身の新人アイドル、リア・ディゾン(20)が、今度は小説になる。彼女をモチーフに俳優のRIKIYA(31)が書き下ろし、インターネット上の“ブログ小説”として、11月1日からスタート。芸能人をモデルにした小説はめずらしく、黒船の勢いはさらに増しそうだ。ディゾンをモチーフにした小説のタイトルは「ピースマン」。受験失敗でひきこもりになっていった“ボク”が、「天使」というキーワードでネット検索して見つけた女性に恋をし、一念発起した一人旅で偶然出会うことで、人生が激しく動いていくというラブストーリー。執筆するRIKIYAは映画「凶気の桜」などに出演した俳優で、早稲田大学理工学部出身。学生時代はプラダなどのファッションモデルとして活動するかたわら、ボクシングのプロテストに合格。卒業後は1年間で世界13カ国を放浪。今回の作品が初めての小説となる。ディゾンとの出会いは今年4月。所属する芸能事務所「スカイコーポレーション」を訪れたところ、来日した彼女に偶然出会い「目を奪われた」という。「ピースマンは6年前に書き始めた小説で、そのヒロイン像にあまりにピッタリなので驚きました。その後はどんどんきれいになっていく彼女を遠くから見ながら、書き加えている最中です」400字詰めの原稿用紙で約400枚書き上げており、人気サイト「アメーバブログ」内にある自身のブログで、11月1日から連載を始める。単なるラブストーリーではなく、男女の成長する姿も描いた内容に「アメーバブログ」では書籍化も検討中。同ブログからは「実録鬼嫁日記」がベストセラーになり、ドラマ化されたことがあり「ピースマンも思わぬ広がりが生まれそう」と期待している。現在、日本の文化や歴史について勉強中のディゾン。「私の小説ができるなんてビックリです。自分でも演じてみたい」と連載を楽しみにしている。
◆リア・ディゾン
1986年9月24日、米ラスベガス生まれ。父は中国系フィリピン人、母はフランス系米国人。今夏、セーラー服などのコスプレ写真を載せた公式ホームページに3カ月間で200万件近いアクセスが殺到。10月にアイドルの登竜門といわれる「週刊ヤングジャンプ」の表紙&巻頭に。「アグネス・ラム以来の米国出身アイドル」として注目され、10月5日にビクターから歌手デビュー。テレビ東京「うぇぶたま」にもレギュラー出演中。身長1メートル67、上から86・60・88。血液型O。(スポーツニッポン)10月31日

<比・邦人射殺事件、被害者の勤務先社長ら4人を逮捕>
フィリピン・マニラ近郊で昨年7月、東京都台東区の不動産会社社員、油科(ゆしな)孝章さん(当時41歳)の射殺体が見つかった事件で、警視庁捜査1課は30日、保険金を目当てに、油科さんをフィリピンに連れ出して殺害したとして、同社元社長と社員ら計4人を殺人容疑で逮捕した。油科さんには、不動産会社を受取人とする死亡時7500万円の海外旅行保険がかけられており、同課は計画的な保険金殺人とみて追及する。逮捕されたのは、同社元社長の吉井誠被告(50)のほか、社員の村松陽一被告(57)、元暴力団組員の稲垣弘二被告(44)ら3人(いずれも詐欺罪などで公判中)。調べによると、吉井被告らは、死亡保険金を目当てに、昨年7月29日未明、マニラ近郊の幹線道路の路上で、油科さんの頭部を拳銃で撃ち、殺害した疑い。(読売新聞)10月30日

<腎臓移植、笑顔戻ったモンテローソさん支援に感謝>
【沖縄】フィリピンから帰化し、沖縄市に住む當間利恵子さん(52)の弟で、県内から寄せられた寄付金で2月にフィリピンで腎臓移植手術を受けたエルネスト・トウマ・モンテローソさん(46)が元気に回復している。モンテローソさんが腎臓病であることを知った県内の幼なじみや知人、子どもの通う学校関係者らの募金活動などを展開。モンテローソさんと當間さんは「皆さんに支えられて頑張れた」と多くの支援に感謝している。モンテローソさんはフィリピン人の父と、県出身の母との間に那覇市で生まれた。本土復帰後にフィリピンに移住した。教員となり妻と子ども4四人で家庭を築いていたが2001年、腎臓病で倒れた。フィリピンではほとんど保険がきかず、個人で高額の治療費を負担しなければならなかったことから02年、當間さんを頼って来沖した。當間さんの友人や、モンテローソさんが少年時代に所属していた宜野湾市にあったクライストキングスクール野球部の元チームメートがモンテローソさんを支援しようと募金活動を展開。子どもが通う美里小学校のほか、美里中学校の職員やPTAが協力し、祭りに出店して得た売上金を寄付したり、チャリティーコンサートを開き支援。沖縄市職員らも寄付金を集めるなど支援の輪が広がり、650万円の支援金が集まった。モンテローソさんは手術後、5月に来沖し當間さん宅でリハビリに励んでいる。医師からは「大丈夫」と言われるまでに回復している。モンテローソさんは「今、とってもうれしい。支援してくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱい」と話し、當間さんは「街頭では、知らない人が募金をして頑張ってと声を掛けてくれた」と、多くの協力に感謝した。(琉球新報)10月30日

<中田氏フィリピンにいた>
フィリピン英字紙インクワイアラーは29日、引退した元日本代表MF中田英寿氏が、マニラ首都圏ケソン市のスラム街を予告なしに訪れ、子どもたちを大喜びさせたと1面で報じた。同紙によると、中田氏は28日、「途上国の問題を理解したい」と希望し、国連開発計画(UNDP)の案内で、ごみ集積場にできたスラム街、パヤタスに住む家族を訪問し交流。ストリートチルドレンともサッカーを楽しんだ。中田氏は「プロの選手時代には見えなかった世界を見たい」と話したという。(日刊スポーツ)10月30日

<【フィリピン】造船需要好調、常石セブで9隻目を進水>
広島県福山市に本社を置く常石造船の現地法人、ツネイシ・ヘビー・インダストリーズ(THI)が27日、セブ州バランバンで今年9隻目となる新造ばら積み貨物船の進水式を行った。このところの造船需要拡大で、同社は毎月約1回のペースで進水式を実施している。さらには、向こう3年で生産施設を倍増する計画を進めている。今回進水式に臨んだのは、ユナイテッド・オーシャンが発注した5万8,500トンのばら積み船「オーシャン・パラダイス」。ツネイシ・ヘビー・インダストリーズは今年に入りこれまで、5万2,000トン級7隻と5万8,000トン級1隻の、いずれもばら積み船を合わせて8隻進水しており、今回が9隻目となる。さらに11月初めには常石造船にとってフィリピンでは初となる自動車専用運搬船(PCTC)の進水式が控えている。今年通年では昨年実績を1隻下回る11隻となることが見込まれる。ツネイシ・ヘビー・インダストリーズのゼネラル・マネジャー、川北雅弘氏はNNAに対し、1994年のセブへの進出は当初、為替リスクを避けるための意味合いが強いものだったが、生産能力とコスト競争力の点から中国とならんで生産拠点として重要な位置付けにあると説明した。造船業界はもともと受注型産業で、同社でも現時点で3年先まで仕事が詰まっているという。ただそれでも中国の経済発展などに伴う世界的な輸出入の増加で、最近造船需要は拡大。現状の生産規模のままでは追いつけなくなっていることから、既存施設に隣接する場所に現在と同程度の施設を拡張する計画があり、来年にも着手し2009年には完成。10年には本格稼動したい意向だ。同社は現在、2004年11月に完成した2台目を加えた2つの船台を利用した造船を行っている。人員も、現在の直接雇用350人に下請け業者までを含めた合わせて4,000人規模から倍増させる。川北氏は、造船所のあるバランバンとその周辺地域からの雇用が全体の70%を占めるようにしていると述べた。これには、企業責任として地元貢献を実践する同社の考えが反映している。また学校や病院への資金援助などを通じて地域内における福利厚生の充実を図ることで、従業員の定着を図る取り組みも続けている。
■造船を根付かせる
一方で川北氏は、スービックに進出してきた韓進重工業の動向について、競合の参画として注意を払っていることを明かした。ただ、今後予想される人材の奪い合いについては、「フィリピンにはもともと造船業がなかった」と指摘。当地に造船業を根付かせるため、ルソンとビサヤに分かれて操業する両社が、互いに自制していければと期待を述べた。また国内の韓進以外にも、シンガポール、豪州、カナダなど海外に従業員が流出していくことに危機感を示している。ツネイシ・ヘビー・インダストリーズでは、従業員育成に5〜10年を要するという。(NNA)10月30日

<中田氏 スラム街で子供たちとサッカー>
W杯ドイツ大会後に現役を引退したサッカーの元日本代表MF中田英寿氏(29)がフィリピンに姿を見せた。関係者によると途上国の問題に関心を示す中田氏が、国連開発計画(UNDP)の案内で意欲的に地元市民らと交流。今後、中田氏を中心に国際的な社会貢献活動の輪が広がる可能性が出てきた。日本サッカーをけん引してきた男の近況が意外な形で飛び込んできた。中田氏はマニラ首都圏ケソン市のスラム街を予告なしに訪れ、子供たちを喜ばせたという。地元紙インクワイアラーも「物事を違う側面から見た時、人々を助けるため何が本当にできるか分かるだろう」などという談話とともに現地での活動を紹介。スラム街の子供にボールを贈る中田氏の写真を1面で掲載し「日本のフットボールスター来訪」の見出しで伝えた。中田氏は27日に東京からフィリピン入り。「サッカーを通じてスラムの子供に夢を与えたい」というUNDPに共感し、ナイキ社の協力を得てサッカーボール50個を持参したという。車やガソリン代、スタッフの費用などはすべて自腹。ゴミ集積の過酷な労働状況を視察するとストリートチルドレンにボールを贈り、ともにプレーした。関係者によれば「ボールが1個あればコミュニケーションが取れる」と話していたという。中田氏は現役時代から貧困撲滅を目的とした国際的運動に協力。運動の象徴でもある「ホワイトバンド」普及では日本国内で主導的な役割を果たしてきた。以前から社会問題に関心が強く、地元紙にも「サッカー選手としては5つ星のホテルから世界の一部分しか見てこなかったが、これからの旅でこういう部分を見たい」と語っている。さらに積極的な提言も行った。地元組織「都市貧困者のための大統領委員会」のチャベス代表は中田氏が関係者にスラム街に公園をつくるよう提案を行ったと証言。また中田氏は帰国後に「他のプロアスリートにも経験を伝えたい」と話したという。周囲との連係に関しては「リアクションはコントロールできない」と確約は避けたものの、「少なくとも自分の経験を共有できる」と発言。自身の見たものや感じたことを積極的に伝えることで問題解決にかかわっていきたいという中田氏の思いが垣間見えた。海外では高額年俸を稼ぎ出すスポーツ選手の社会還元は当たり前。最近では日本のスポーツ界でもボランティアへの意識は高まりつつある。ピッチから舞台を変えた中田氏だが、現役時代同様の切れ味鋭い“キラーパス”で社会にさまざまな問題解決を問い掛けていくことになりそうだ。(スポーツニッポン)10月30日

<メキシコ人が栄冠勝ち取る=性転換者がミス・インターナショナル・コンテスト>
【パタヤ(タイ)29日】タイの保養地パタヤで29日、世界最大と銘打った性転換者によるミス・インターナショナル・コンテストが行われ、メキシコのエリカ・アンドルーズさんが、他の23人を抑えて、見事、ミスの栄冠に輝いた。女王の座を射止めて賞金の1万ドル(約118万円)を手にしたアンドルーズさんは、「最高の気分だわ」と語った。準ミスには、フィリピンのパトリシア・モントレカルロさんとタイのラトラベー・ジラプラパクルさんが選ばれた。コンテスト委員長のアリサ・ファンツサクさんは、「これは非常にユニークなイベントです。なぜなら、世界で我々以外にやれる者がいないからです。毎年、ますます盛大になってきています」と話した。コンテストでは、“普通の"コンテストと同様に、参加者の民族衣装やイブニングドレス姿、水着姿の披露などが行われた。コンテストには、米国、エジプト、オーストラリア、マレーシア、フィリピン、日本などから参加者があった。(時事通信)10月29日

<海を越えた絵の交換:天理小で贈呈式/奈良>
天理市杣之内町の私立天理小(後藤典郎校長、児童数598人)で25日、フィリピンとインドネシアの子どもたちから贈られた絵の贈呈式があった。同小の児童らは、天理大が今夏行った国際理解教育支援活動「海を越えた絵の交換」に参加。同大の学生らがフィリピンとインドネシアの子ども支援活動に赴く際、授業中描いた絵を託し、現地の子どもたちの絵と交換交流をした。同日は、活動から帰国した学生ら6人が、持ち帰った絵とともに同小を訪問。児童らに絵を手渡した後、現地で撮影した写真をスライドを使って説明した。児童らは、映し出されるフィリピンとインドネシアの子どもたちや日本とは異なる町の様子に興味深そうな表情。スライドを食い入るように見つめながら「かわいいなあ」「いつか行ってみたい」と歓声を上げていた。【宮間俊樹】10月29日朝刊(毎日新聞)10月29日

<サンデートーク:在盛岡フィリピン名誉領事・村山正弘さん=盛岡市/岩手>
◇東北のフィリピン人を支援−−「もてなしの国」の文化知ろう県内にフィリピン政府の機関があるのを知る人は少ないかもしれない。昨年12月に、在盛岡フィリピン名誉領事館が開設された。06年は日本とフィリピンの国交正常化50周年にあたる。県内に住む外国人は6503人(05年12月現在、外国人登録者数)。フィリピン国籍を持つのは933人。いわゆる「農村花嫁」や農漁業の研修生が県人と結婚した場合が多い。地域生活に根を張っている彼らだが、習慣や法制度の違いについての悩みは少なくない。フィリピン政府から名誉領事に任命され、1月から盛岡市内で領事業務にあたる村山正弘さん(66)に聞いた。【林哲平】聞きなれない名誉領事。どんな仕事ですか。もちろん国家を背負った仕事ですが、実はボランティア。仕事は主に東北6県のフィリピン人に政府証明書発行やパスポートの変更などを行う事務手続きと日本でのフィリピンの広報活動です。根っからのホテルマンがなぜ名誉領事に?発端は20年ほど前。松島(宮城県)でホテル支配人をしていました。ホテルは華やかな表舞台と違って3K職場。日本人はなかなか集まらず、フィリピン人を研修生目的で招へいしようと同業者らと協力してフィリピン政府と交渉しました。結局、その目的は果たせませんでしたが、その時の労相、オプレ氏とは友人として付き合うようになりました。彼が外相に就任した02年にフィリピンにお祝いに行き、そこで「名誉領事をやらないか」と声をかけられました。最初は外交辞令だと思ってました。仕事を始めてみていかがですか。婚姻届や離婚届提出といった日本の官公庁に対する手続きに必要となるので、証明書発行のニーズが高い。パスポートの更新をしようと思っても、これまでは東京の大使館に行くしかなかった。交通費や宿泊費がかかるので、切り出しにくい妻も多かったようです。近くにいるのに、フィリピンをわかっていない人は多い不法入国や外国人犯罪などで悪いイメージが先行しがちですが、実際には「ホスピタリティー(もてなし)の国」といっていい。彼らの素晴らしい笑顔は先天的なもので、日本人にはまねしようがないものです。医療の人材不足に悩む日本に、来年からフィリピン人看護師などの受け入れが決まりましたぜひ積極的にやるべきです。皮膚感覚で彼らの笑顔のすばらしさを知ることになるでしょう。もちろん日本語や医療現場での訓練は必要になるでしょうが、同時に「大声で人前でしかるのはタブーで、そっとしからないと反発する」などフィリピンの文化を日本側が知ることも大切です。家族をとても大事にする、稼ぎが少なくても慈善活動に熱心に取り組むなど日本人が学ぶことも多いはずです
■人物略歴
◇むらやま・まさひろ1940年東京生まれ。大学卒業後、福島や山形、宮城のホテル勤務を経て96年にホテル東日本グループ統括営業本部長に。同グループ系列の旅行代理店「銀河交通」社長などを経て05年12月に退職。名誉領事館は盛岡市大通3のホテル東日本5階。業務受け付けは平日の午前10時から午後3時。問い合わせは同名誉領事館(019・626・9139)。10月29日朝刊(毎日新聞)10月29日

<児童の列に車突入宇都宮で3人重軽傷64歳なた男逮捕>
27日午前7時40分ごろ、宇都宮市江曽島本町の路上で、乗用車が集団登校中の市立陽南小の児童7人の列に突っ込み、2人をはねた。乗用車は前進や後進を繰り返し、電柱や民家の壁にぶつかって停止。運転していた男は車から降り、なたを振り上げて近所の女性を追いかけて切りつけようとしたが、4〜5人の通行人に取り押さえられ、殺人未遂と銃刀法違反の現行犯で逮捕された。同小3年の男児(8)と女児(9)が重軽傷を負った。男を取り押さえようとした男性会社員(26)も頭を切られる軽いけが。宇都宮南署によると、逮捕されたのは、近所の無職、藤田七生容疑者(64)。「数年前から地域で無視され、警察などに相談したが、らちがあかなかった。事件を起こせば話を聞いてくれると思った」と供述。逮捕直後は「(陽南小に通っていた)娘がいじめられていた」とも話しており、詳しい動機を追及している。乗用車の近くから実弾入り拳銃1丁が見つかった。藤田容疑者は事故後、なたと拳銃を持って近くの家に上がっていた。同署は拳銃の入手経路も調べる。藤田容疑者は3年前から「近所の人とうまくいっていない」と7回にわたって警察に相談する一方、近所で「何年でもつきまとってやる。一生出て行かない」と脅したり、女性や子供を追いかけるなど、近隣とのトラブルが絶えなかった。藤田容疑者には、フィリピン人の妻と小3の長女がいたが、今年に入り離婚。今月から一人暮らしで、2日前に大家のもとを訪れて「引っ越す」と話して解約を申し出ていた。長女は最近まで陽南小に通っていたが、同小は「いじめはなかった」としている。(産経新聞)10月28日

<台風19号が発生> 
気象庁は27日、フィリピンの東海上で熱帯低気圧が台風19号になったと発表した。中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル。(時事通信)10月27日

<保険金目的殺人で逮捕へ=勤務先不動産会社の社長ら−比の男性射殺・警視庁>
フィリピンで昨年7月、東京都葛飾区の会社員油科孝章さん=当時(40)=が射殺された事件で、警視庁捜査1課は27日までに、油科さんの勤務先の不動産会社社長吉井誠容疑者(50)=詐欺罪で公判中、有印私文書偽造容疑で再逮捕=ら3人を、来週にも殺人容疑で再逮捕する方針を固めた。フィリピン国家警察から届く捜査資料がそろい次第、再逮捕の手続きに入る。(時事通信)10月27日

<【フィリピン】8月工業生産量、前年から8ポイント減>
国家統計局(NSO)が26日に発表した「主要工業総合調査(MISSI)」によると、8月の工業生産量指数(1994年基準)は107.0ポイントで、前年同月実績を8.0ポイント下回り、年初から8カ月連続のマイナス成長となった。工業生産量では、減少品目12品目のうち9品目が2けた減となった。なかでも非電気機械と皮革製品が40%台と大幅に落ち込んだ。一方、成長品目では基礎金属が36.0%増と大きく伸びたほか、その他製造品、家具・備品、飲料、化学品、食品が2けた増を示した。成長品目の合計は加工金属と出版・印刷が増加に転じたことで計8品目となった。前月実績との比較では4.6ポイント上回っている。フィリピン産業連盟(FPI)は生産量の減少について、市場で密輸などの不正輸入品が出回り、国内産業を圧迫しているとの見方を示した。生産額指数は268.9ポイントとなり、前年同月を16.0ポイント上回った。基礎金属やその他製造が押し上げたほか、成長10品目飲料、化学品、木材・木工品が前月のマイナスから今月はプラスに転じている。販売額は今年5月から伸びの鈍化傾向が強い。8月は非電気機械が70.9%減、出版・印刷が27.1%減など、減少品目12品目のうち7品目が2けた減となった。販売量は成長品目が基礎金属など5品目にとどまった。減少品目では、販売額と同様に非電気機械が77.1%減と大きく落ち込んだ。(NNA)10月27日

<展覧会:存亡の危機、五つの世界遺産写真やビデオで紹介−−福井/福井>
存亡の危機にある五つの世界遺産を写真やビデオで紹介する「世界遺産からのSOS展」(日本ユネスコ協会など主催)が25日、福井市中央1の福井西武本館6階催事場で始まった。30日まで。紹介しているのは、ユネスコが危機遺産に指定している▽バーミヤン遺跡(アフガニスタン)▽アルゲ・バム城砦(イラン)▽コルディリェーラの棚田(フィリピン)▽カトマンズの谷(ネパール)の4遺跡と、04年まで指定されていたアンコール遺跡(カンボジア)。バーミヤン遺跡の洞から盗まれた2枚の壁画の実物も公開している。入場は大人500円、大学生と高校生は300円、中学生以下無料。問い合わせは福井西武(0776・27・0111)。【松井聡】10月26日朝刊(毎日新聞)10月26日

<【フィリピン】スービック外の中古車輸入禁、来月から>
関税局が、スービック湾自由港以外での中古車輸入の禁止を決めた最高裁判所決定を来月初めから実施に移す。今月17日に示した回状第241-2006号が、施行に必要な告知期間である15日を経過するため。最高裁は今年8月22日、中古車輸入を禁じた大統領令第156号のスービック以外での合法性を認める決定を下し、スービックを国内で唯一の中古車輸入拠点とすることを最終的に確定させた。これを受け財務省は今月16日、関税局に対し最高裁決定の実施を命じ、関税局が同17日付で回状の発行に踏み切っていた。関税局の担当者は25日、NNAに対し「施行日は11月1日の予定」と述べた。中古車の輸入禁止は、フィリピン自動車工業会(CAMPI)が待ち望んでいたことで、アジア通貨危機以降、伸び悩みを示す新車販売の売れ行きが好調に転じることへの期待が高まっている。今年の新車販売も9月末時点で前年を0.2%上回る水準にとどまっている。メディア大手ABS-CBNによると、フィリピンに輸入される中古車は、日本からの右ハンドル車が大半を占めるという。
■海外市場に狙い
スービックの中古車業者に出資する東谷藤品製作所の東谷幸明氏はNNAに、11月からの中古車輸入禁止施行による影響はほとんどないとする一方、とりわけバスやトラック以外の乗用車と商用車は、海外市場の模索を今後も継続していく考えをあらためて示した。その上で、船舶による輸送費負担の増加により輸出拠点としてのフィリピンの地理的優位性が失われつつあることを認め、市場に近い場所へ新たな拠点を構え、フィリピン人技術者を派遣することを検討していると説明した。ただ「あくまで市場を確立するのが先決」と強調している。同氏が出資するスービック・ベイ・モーターズでは、日本から輸入された右ハンドル中古車を左ハンドルに付け替え、日本の中古車取り扱い大手アップルインターナショナルも出資するイチバン・インポート・エクスポートを通じて、アジア、中東、アフリカなどに輸出している。(NNA)10月26日

<“谷間”も正統派!目指すは“お姫さまアイドル”瀬木菜緒>
“正統派”“お姫さま”のキャッチで売り出し中のアイドル、瀬木菜緒(せぎ・なお=17)。身長154cm、B88・W60・H89とスタイルも“正統派”のそれ。25日発売された初DVD、そのタイトルも「なお姫参上!!」で、“露出”を一段と高めて魅せた。フィリピン・セブ島での水着姿では深〜い谷間をくっきりと、セーラー服のミニからのぞく脚はすっきりと。「頭の先からつま先まで、どこをとっても文句なし」のコピーにウソはなかった?瀬木は「この世界をこれからたくさん勉強して、素敵な“お姫さまアイドル”めざして頑張りたいと思います」と初々しく話していた。28日に東京・秋葉原電気街の2カ所でイベントを開く予定。正午からラオックス・アソビットゲームシティで、午後3時から石丸SOFT2で。いずれもトーク、握手会、水着撮影などのプログラム。(夕刊フジ)10月25日

<座礁2隻の44人無事救助=ヘリで引き揚げ−茨城・鹿島港座礁>
茨城県神栖市の鹿島港で大型貨物船2隻が相次いで座礁した事故で、第3管区海上保安本部(横浜市)は25日午前、パナマ船籍貨物船「エリーダ・エース」(85、350トン)のフィリピン人乗組員20人と中国船籍貨物船「オーシャン・ビクトリー」(88、853トン)の中国人乗組員24人の計44人全員を無事救助した。けが人はいないという。同本部によると、午前6時ごろ、羽田航空基地所属のヘリ3機と特殊救難隊員5人がエリーダ号の救出作業開始。約40分後、ブリッジ部分で待機していた乗組員全員をロープで引き揚げ、神栖市内の臨時ヘリポートまで運んだ。オーシャン号の救出作業も午前9時に始まり、同様に乗組員を引き揚げた。(時事通信)10月25日

<世界遺産どう守るか…東京で国際シンポ開催>
国際シンポジウム「危機にさらされている世界遺産をどう守るか」(毎日新聞社など主催)が24日、東京都台東区の東京国立博物館で開かれた。アフガニスタンやカンボジアで世界遺産の保全や修復に取り組む専門家や市民約350人が参加、紛争や災害、大規模開発などで危機にある世界遺産(危機遺産)の窮状と対策や日本の貢献について話し合った。日本画家でユネスコ親善大使の平山郁夫さんが記念講演し、「各国の文化を支援し、時間をかけて復興を支援することを(日本の)国是としたい」と、文化面からの日本の国際貢献を訴えた。また、アジア各地からの現状報告では、旧タリバン政権に石仏が破壊されたバーミヤン遺跡の修復などに取り組むアフガニスタンのマスーディ・カブール国立博物館長が「治安を維持し、遺産を守るためには国際協力が欠かせない」と強調。フィリピン・ルソン島の棚田や棚田にまつわる祭事などの保護活動をしてきたバギラット・前イフガオ州知事は「住民の生計を支えることが保護には欠かせない」と訴えた。【山田大輔】(毎日新聞)10月25日

<【フィリピン】大統領がタイ首相と会談、週末は中国へ>
アロヨ大統領は23日、フィリピンを公式訪問したタイのスラユット暫定首相と会談し、タイの民主主義修復と両国経済関係の継続に期待を示した。一方、今月27日からは中国を訪れ、温家宝首相と2国間協議を行う予定であることが明らかになった。スラユット暫定首相は23日午後4時、マニラ首都圏パサイ市のビリヤモール空軍基地に特別機で到着し、そこからマラカニヤン宮殿に移動し歓迎式典に臨んだ。両国閣僚を交えた2国間協議を行った後、大統領主催の晩さん会に参加。この席で同首相は、戒厳令によって一時的に傷付いたタイの民主主義を早期に完全修復する決意を明らかにした。タクシン前首相の功績を高く評価していたアロヨ大統領だが、今回、スラユット暫定首相の就任を歓迎する意向を示した。大統領はまた、昨年のタイとの貿易額が過去最高の28億9,000万米ドルに達したことを挙げ、両国経済関係の良好な推移を強調。今後の継続への期待を示唆した。これ以外にも両国首脳は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の重要性について意見交換。スラユット暫定首相が、現在議長国を務めるフィリピンのリーダーシップに期待すると述べている。同首相は午後9時ごろ、5時間足らずのフィリピン滞在を終え、ビリヤモール空軍基地からタイ・バンコクに向け出国した。今月1日、タクシン前首相に代わりプミポン国王によって任命されたスラユット暫定首相は、14日にラオス、15日にカンボジア、18日にマレーシア、21日にインドネシアを訪れ、それぞれブアソーン首相、フン・セン首相、アブドラ首相、ユドヨノ大統領と会談。タイの政変に関する説明と、ASEAN加盟国との関係強化に向けた取り組みを進めている。26日にはベトナムを訪問する予定だ。■中国訪問へブニエ大統領報道官は、大統領が27日から5日間の日程で、中国を訪れると述べた。インクワイラー紙によれば、訪問地は、厦門(アモイ)、錦江、南昌、桂林、南寧となる見込みで、とりわけ南寧では、温家宝首相との首脳会談が行われるもようだ。同首相は12月にセブで開催されるASEANプラス3(日中韓)首脳会議に参加する予定になっている。(NNA)10月25日

<外国人女性との結婚、農漁村では1万4000件>
【ソウル24日聯合】国際結婚をして農漁村に住む外国人人女性は約1万4000人、また、昨年の農漁村地域の結婚件数8027件のうち外国人女性との結婚は2885件で全体の35.9%を占めた。農林部が24日に明らかにした。 これは前年の1814件に比べ59%多い。国別では、ベトナム人女性との結婚が1535件で、前年の2.7倍に急増した。中国人女性との結婚は879件から984件に増えたが、フィリピン人女性との結婚は198件で前年とほぼ同じ。 農林部は結婚して韓国に暮らす外国人女性のため、来年、全国30市・郡に韓国語教育ヘルパー300人を投入する。国の予算は19億2000万ウォン、自治体予算は6億7000万ウォン。退職した教師や公務員、農業協同組合職員、女性農業経営者などが韓国語教育ヘルパーとして、週3回ずつ5か月間、家庭を訪問して教育する。 農林部はまた、お互いの文化に関する理解を深めるための夫婦教室や家族キャンプなどをサポートする考えだ。韓国定着に成功した家族には母国訪問の機会を提供したり育児に積極的な支援を行ったりする。 (YONHAP NEWS)10月24日

<医療協力・フィリピン大学レイテ校に日本が資金>
医師や看護師の海外流出に悩むフィリピンで、30年にわたり、地域医療に取り組む医師や看護師を育ててきた医学校「フィリピン大学レイテ校」に、日本政府が産科診療所と学生用実習施設建設の資金協力をすることが決まり、23日、同校で契約書の署名式が開かれた。日本政府の「草の根資金協力事業」の一環。(毎日新聞)10月23日

<世界のストリート・チルドレンを応援する音楽プロジェクト「ソングブックシリーズ」始動!>
株式会社エートゥーナンバーレコード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:田中直人)は、「シンギング・エンジェル・プロジェクト」(NGO団体、代表:長島洋)に賛同し、様々なアーティストたちが趣旨賛同し、提供する楽曲でストリート・チルドレンを救うプロジェクト「ソング・ブック」の実施協力を行う。その第一弾として、2006年11月22日に、CD「ライトハウス・オブ・ラブ/中西圭三+Yae+原田真二」を定価1,000円(税込)で全国発売する。今回は1枚の売上1000円の内100円がフィリピンのストリート・チルドレンの保護、救済施設カンルンガン・サ・エルマへ寄付される。今後はプロジェクトの実行委員会を設置し2社協力のもとにイベントの開催など幅広く展開していく予定。今回の作品及び、世界中のめぐまれない子どもたちの現状を少しでも多くの人に知ってもらい、日本から世界へ音楽を通して、たくさんの夢を届けられるよう精力的に活動していくとのこと。〜ソングブックとは?〜第一弾CD「ライトハウス・オブ・ラブ/中西圭三+Yae+原田真二」を皮切りに今後様々なアーティストに楽曲の制作を依頼し、こどもたちを支援する楽曲集を創る「シンギング・エンジェル・プロジェクト」の活動の一つ。(オリコン)10月23日

<【フィリピン】米車が日本車上回る、顧客満足度調査>
マーケティング会社JDパワー・アジア・パシフィックが先ごろ発表した「2006年フィリピン自動車顧客満足度調査」で、米国車が日本車を上回る結果が出た。同社が毎年実施するこの調査では◇不具合経験◇サービスの質◇ユーザーに親切なサービス◇サービス・デリバリー◇サービス・アドバイザー◇入庫時対応◇サービス実施中の経験――の7項目に関し、各メーカーの車両を購入した顧客1,000人以上を対象に満足度を聞いている。2004、05の両年はトヨタ、ホンダ、日産自動車、三菱自動車、フォード、いすゞの順に並び、日本車が1〜4位までを独占していた。しかし今年は、ともに米国車のシボレーとフォードが上位を占めた。このうちシボレーは1,000ポイント中850ポイントを獲得。7項目のうち5項目で最高の評価を得た。不具合経験とサービス実施中の経験の2項目についてはフォードがトップになった。JDパワー・アジア・パシフィックの説明によると、サービス完了時期の事前通達やサービス完了時の報告を受けた顧客の満足度がとりわけ高くなっているという。同社のマネジング・ディレクター、ゲリット・クイントヘス氏は、サービスの前後でディーラーと顧客の連絡を密にすることが顧客満足度を高めることにつながるとの認識を示す。また、納車サービスが顧客に好印象を与えるほか、ディーラーのサービスに満足した顧客は、買い替えの際にも同じディーラを選ぶ傾向があると分析している。(NNA)10月23

<専大エース紅祢独走/箱根駅伝予選会>
<箱根駅伝予選会>◇21日◇陸上自衛隊立川駐屯地内発〜昭和記念公園内着の20キロ◇出場44校異色のエースが箱根路の「花の2区」で旋風を起こす。専大の座間紅祢(3年=藤沢翔陵)が59分33秒で全体1位でゴールした。2位に15秒差をつける独走で、2位で本戦(来年1月2、3日)出場権を獲得した専大をけん引した。日本人の父とフィリピン人の母を持ち、昨年末に日本国籍を選択。名をマボロベネディックから「紅祢(べね)」に変えて、日本長距離界のトップを目指す。早大が10時間6分53秒で1位。拓大はわずか1秒差で、出場権獲得条件の9位以内を逃した。彫りの深い顔立ちに歓喜の笑みが広がった。全体トップでゴールに飛び込んだ座間は「1位は取れると思った」と余裕を漂わせた。今年1月の箱根駅伝1区で区間賞を取った2位木原(中央学院大)に15秒差をつける独走。レベルの違いを見せつけた。10キロで給水を取り損ねた。「ショックだった」が、その後は冷静だった。先頭の豊田(神奈川大)のわずかな体調の異変を見逃さず「水を飲んだ後、ペースが落ちた。腹痛だと思ったので、今のうちと思って前に出た」。一気の加速で勝負を決めた。母オリーバジンさんの故郷フィリピンのマニラで幼少時を過ごした。6歳で帰国したころは日本語が話せず泣いてばかりいた。そんな逆境を走ることではね返してきた。20歳を機に日本国籍を選択。マボロベネディックから「格好良いから」という理由で漢字を選び「紅祢」へ改名。日本人として長距離界のトップを目指す決意だ。改名後、初となる箱根駅伝では、3年連続で「花の2区」を走る予定。過去2回は17位、9位と振るわなかったが「今回2区を走れなければ駄々をこねる。予選会は通過点」と自信を見せた。強豪校のエースが集う激戦区に、異色の男がエースが名乗りを上げた。【菅家大輔】(日刊スポーツ)10月22日

<戦争体験:比・ミンダナオ島従軍の牧野さん、悲惨さ訴え−−枚方・殿山第一小/大阪>
◇耳傾ける児童ら
第二次大戦時、激戦地のフィリピン・ミンダナオ島で従軍した元上等衛生兵曹、牧野明さん(84)が20日、枚方市上野1の市立殿山第一小(今森巌校長、272人)で約1時間、6年生に戦争体験を話した。牧野さんは大戦末期、飢えてジャングルをさ迷い、大勢の仲間の兵士を亡くしたつらさを語り、児童に「日本兵も、被害を受けた現地の人も、犠牲になったのは庶民。悲惨な戦争を繰り返さないで」と訴えた。今月末の広島への修学旅行を前に、戦争体験者の生の声を聞こうと、同小が企画した。牧野さんは、負傷兵を治療する衛生兵として同島西部に配属。45年3月の米軍上陸から捕虜になるまでの約7カ月間、ジャングルを歩き続けた。この日の授業で牧野さんは、こけに覆われた倒木が続く山中で、ミミズやヘビを食べたり、自分の小便を飲んで塩分を取った経験などを紹介。現地住民を銃で脅して家畜の水牛を奪って殺し、生のまま食べたといい、「なんとか腹を満たせばいいという思いだけだった」と振り返った。終了後、6年の谷村央人(ひろと)君(12)は「日本がフィリピンで戦争をしたことも知らなかった。どんな人が死んでいったのか、もっと話を聞いて勉強したい」と話していた。【久木田照子】(毎日新聞)10月21日

<移民史に写真比残留の神山ツキコさん>
肉親と対面するため来県していたフィリピン残留県系人の神山ツキコさん(83)、シゲルさん(81)らきょうだいが東京家裁に就籍を求めている件で、県立図書館に所蔵されているフィリピンの移民史に、ツキコさんとみられる赤ちゃんを抱く父・神山鴻助さんの写真が収録されていることが分かった。写真には男児3人も写っており、それぞれ鴻助さんの長男、二男、三男、赤ちゃんは4番目に生まれたツキコさんの可能性がある。写真の赤ちゃんが申立人のツキコさんと確定できれば、鴻助さんとの親子関係を証明する有力な手掛かりとなることから、支援団体は移民史出版者のダバオ沖縄県人会など、関係機関に裏付け作業を進める考えだ。鴻助さんは1905年に、兄の鴻吉さんとともに農業契約移民としてフィリピンに渡り、フィリピンでマニラ麻の麻山経営や商業などを経営。フィリピン人のマリア・アギボさんとの間に9人の子どもをもうけた。フィリピン残留日系人を支援するNPO「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」が、ツキコさんらから聞き取りしてまとめたきょうだい9人のプロフィルによると、17年から19年までに3人の男児が生まれ、ツキコさんは22年、2人の4番目の子として生まれた。写真は29年に発行された「比律賓(ふぃりぴん)概要と沖縄県人」の中に、鴻助さんの暮らしぶりを伝える文章とともに収録されている。写真に写っている鴻助さんと子どもたちの数は4人で、4番目に生まれたツキコさんの誕生後に、記念撮影した可能性があるとみられる。同書の記録には「家庭的に恵まれし君は、四男三女の子福者(こふくじゃ)にして」とあることから、写真を撮影した時期と文章がまとめられた時期は異なると推定される。19日に、ツキコさんとシゲルさんが名護市の親族を訪ねた際、名護市文化課市史編さん係担当者が写真のコピーを持参したが、ツキコさんは目が悪いため目視で確認はできなかった。鴻助さんに関する記録や写真などは自宅が戦災に遭い、残っていないという。就籍申し立ての代理人を務める白日光(はくにっこう)弁護士は「写真の子どもが申立人と確定できれば、日本人である鴻助さんとの親子関係を証明する貴重な資料になる」と指摘。姉弟の来県に同行したリーガルサポートセンター事務局の猪俣典弘さんは「今後、本の出版者のダバオ沖縄県人会にも裏付け作業を進めていきたい」と話した。(琉球新報)10月21日

<フィリピン・米支援の道路建設事業で誘拐の4人解放>
フィリピン南部ホロ島で18日、米政府が支援する道路建設事業に従事していたフィリピン人4人が武装グループに誘拐された事件で、同国政府当局者は20日、4人全員が無事解放されたことを明らかにした。(毎日新聞)10月20日

<「娘たちに沖縄見せたい」比残留・神山さん姉弟離沖>
名護】日本国籍を求めて来日し、19日に名護市でいとこの神山鴻信さん(71)ら親族と初対面したフィリピン残留県系人姉弟の神山ツキコさん(83)とシゲルさん(81)が20日正午発の便で那覇空港から東京に戻った。シゲルさんは同空港で離沖を前に「もし就籍が認められたら沖縄に住みたいと鴻信さんに伝えた。鴻信さんは、就籍に向けていとこみんなで協力すると話してくれたので心強かった」と語った。ツキコさんは「子供たちがフィリピンにいるから私は沖縄に住むことはできないが、娘たちに沖縄のきれいな街並みを見せたい。いつかまた沖縄を訪ねたい」とほほ笑んだ。2人は19日、名護市で鴻信さんら家族とともに、市内にある2人の父・鴻助さん(故人)の生家や美ら海水族館を訪れ、親族との時間を過ごした。つかの間の滞在を楽しんだ2人を親族らが同日夜、那覇のホテルに送り、別れ際に「別れたくないね。元気でね」と声を掛けた。親族がホテルの入り口まで送って車に戻ると、2人が車まで見送りに出るなど、別れを惜しんだという。今後の2人への支援について鴻信さんは、「フィリピンでの2人の安否を確認したり、日本国籍の就籍に向けて協力していきたい」と話した。神山家の家系図を作成している鴻信さんは、2人の父・鴻助さんの名前の下に、2人のほかフィリピン在住の子供の名前を追加する。(琉球新報)10月20日

<訪問団:比ベンゲット州から副知事、県庁へ表敬農業技術研修生を視察へ/高知>
県と友好提携を締結しているフィリピン・ルソン島北西部のベンゲット州の訪問団が19日、中西穂高副知事を表敬訪問した。同州との友好提携が締結された75年以降、県は農業技術研修生を100人以上受け入れ、現在も56人が学んでいる。一行は16日に高知入り。須崎市や宿毛市の受け入れ先の農家を訪れ、キュウリやピーマンの栽培に取り組む研修生を視察する。県庁を訪れた訪問団に中西副知事が「今後も研修生を受け入れることでさらなる交流を図っていきたい」と歓迎した。初めて来高したパカルソ副知事は「研修生を受け入れていただき感謝している。日本の高度な技術を取り入れ、生産の向上につなげたい」と話していた。【近藤諭】10月20日朝刊(毎日新聞)10月20日

<日本ハム公開紅白戦の募金は941万円> 
日本ハムは17日に札幌ドームで行った公開紅白戦で集めた募金の総額が941万4115円だったことを発表した。さらに10ウォン、3・06米ドル、10豪ドル、10・10香港ドル、フィリピンの25センチモも。球団職員が1日がかりでも集計できず、この日に持ち込まれていた。警備費や清掃費などは1試合で約750万円。それをある程度まかなうことができればと募金を集めたが予想を大きく上回った。(日刊スポーツ)10月20日

<【フィリピン】停電復旧遅れ、日系が政府に対策求む>
先月28日にマニラ首都圏を通過した台風15号による停電復旧作業の遅れは、産業界に影響を及ぼした。カビテ州の日系企業は再発すれば国外移転の可能性を示唆している。一方、コールセンター業界では、自家発電機を稼動して窮地を乗り切った状況が明らかにされた。カビテ輸出区投資家協会(CEZIA)の藤井伸夫会長はこのほど地元紙に対し、フィリピン経済区庁(PEZA)のデリマ長官と会い、台風による停電の復旧作業が長引いたことを踏まえ、こうした事態が再発することに日系企業が強い懸念を抱いていることを伝えたと明かした。この中で、日系各社は今回の停電で操業停止に陥ったことで、顧客や本社から真剣な苦情を受け取り、当地で操業を続けることへの不安が拡大。同様なことが再び起きれば、コスト負担は大きくてもほかの国への移転を検討しなければならないと指摘している。停電被害が特に大きかったカビテ経済区で操業する日系企業は、復旧作業が最終的に今月7日までかかった状況を踏まえ、12日付で改善を求める書簡をデリマ長官あてに送った。またフィリピン日本人商工会議所はこれに先立つ6日、アロヨ大統領、ファビラ貿易産業相、デリマ長官に対し、復旧作業のスピードアップを求める要請書を提出。同商工会では、必要となれば、インフラ全体の見直しを求めるさらなる意見書を示すこともあり得ると述べている。送電事業者ナショナル・トランスミッション(トランスコ)とPEZAは今年7月、カビテ州のダスマリニャスとロサリオを結ぶ115キロメートルの送電線敷設、さらには木製電柱を鉄製電柱に入れ替えることで覚書を交わしたが、資金不足から実施は遅れている。
■コールセンター操業継続
フィリピン・ビジネス・プロセッシング協会(BPAP)のダン・レイエス会長は停電発生時、ディーゼル燃料を買い込み自家発電機を稼動させることで、操業を続けたと述べた。調査会社ネオITの調べでは、国内にある多くのコールセンターは台風による停電でも大規模な障害を受けることなく操業を継続。自然災害への備えができていたとの結果がでた。入居するオフィスビルに設置された自家発電機の暫時稼働に必要な量のディーゼル燃料が準備できたためとされる。また当時、従業員には帰宅が許可されていたが、コールセンター内に電気と水が供給されていたことから、社内にとどまり働くことを望ぶ人が少なくなかったようだ。
■ビコール復旧に21日
ロティリヤ・エネルギー相は18日、ビコール地域の電力が台風通過から21日目でようやく復旧したと説明した。トランスコが、ビコールをルソンの送電網に取り込んだようだ。マラヤ紙によると、ビコール地域では台風通過により、送電塔40基、木製電柱60本などが損害を受け、先月28日以降停電が続いていたという。
■台風被害60億ペソ超
一方、国家災害調整評議会(NDCC)の議長も務めるクルス国防相は、台風15号による被害総額が60億ペソを超えたことを明らかにした。内訳は◇農業被害49億ペソ◇インフラ被害19億ペソ◇学校建物被害5億5,500万ペソ――となっている。これを受け政府は、国連開発計画(UNDP)に国際支援を求める書簡を送ったもよう。(NNA)10月20日

<比残留孤児名乗り出た親族と対面広島、沖縄で>
日本国籍を求めて来日したフィリピン残留日本人2世の3人が19日、報道をきっかけに名乗り出た親族と広島、沖縄で対面した。戦後60年の時を超え、亡き父に導かれるように「故郷」の人々と抱き合った。◇タナカ・チュオドラさん(75)も、親類の可能性があると名乗り出た広島県大竹市の田中稔さん(64)とJR広島駅で対面した。稔さんはおいにあたるとみられる。NPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」(東京都新宿区)などによると、稔さんの祖父・故田中モトゾウさんは戦前フィリピンに渡り、フィリピン人女性と再婚してチュオドラさんと弟をもうけた。かんがい設備を作る仕事に携わっていたモトゾウさんは、旧日本軍の通訳として招集され、1941〜42年の間に行方が分からなくなった。その後母親も行方が分からなくなったため、チュオドラさんは親せき宅に預けられ、小さいころからメードなどをして暮らしていたという。午前10時半ごろ、広島駅の新幹線口改札で、チュオドラさんは稔さんを見つけると、笑顔で近寄り、手を取り合った。稔さんは「ようこそいらっしゃいました」と涙ぐみ、チュオドラさんは「夢にまで見るほど会いたかった。亡くなった弟によく似ている。父の出身地・広島に来られたのは今まで支援して下さった方のおかげ」と話した。【井上梢】◇神山ツキコさん(83)、シゲルさん(81)の姉弟は午前10時過ぎ、いとこの神山鴻信(こうしん)さん(71)と沖縄県名護市の宮里公民館前で対面した。鴻信さんが姉弟の手を取り「大変苦労したね」と語りかけると、2人ともこらえ切れずに涙をぬぐった。姉弟の父鴻助さんは1905(明治38)年、沖縄からフィリピンに渡り、ダバオで塩やたばこ、砂糖などの取引と農園経営で生計を立てていた。フィリピン人女性と結婚して比較的裕福に暮らしていたが、30年ごろに姉弟含め9人の子と妻を残してマラリアで亡くなったという。ツキコさんは39年にフィリピン人男性と結婚。シゲルさんは戦後、現地の反日感情から「殺される恐れがあった」ために母親の姓を名乗り、55年に家庭を持った。2人とも父が沖縄県出身だと聞かされており、新聞で姉弟の来日を知った鴻信さんが「いとこでは」と名乗り出た。ツキコさんとシゲルさんのほか四女サツコさんもフィリピンで暮らしているが、今回は病気で来日できなかった。【三森輝久】(毎日新聞)10月19日

<「夢にまで見た」=父の故郷で親族と対面−比残留2世、広島・沖縄>
戦前、フィリピンに渡った日本人移住者の子で太平洋戦争後に取り残され、日本国籍を求めて来日した残留日系2世らが19日、父親の故郷の広島県と沖縄県で、それぞれ親族との対面を果たした。田中チュオドラさん(75)は父元蔵さん(故人)の出身地の広島市を訪れ、「おい」と名乗り出た広島県大竹市の会社員、稔さん(64)と対面した。チュオドラさんは「夢にまで見た。親族がいるなら会いたいと思っていた」と感激。稔さんは「半信半疑だったが、会って確信した」と話した。支援団体によると、元蔵さんは戦前、現地で大工をしていたが、通訳として旧日本軍に召集され戦死した。一方、神山ツキコさん(83)、シゲルさん(81)姉弟は沖縄県名護市で、いとこの神山鴻信さん(71)と対面した。姉弟は1905年に農業移民としてフィリピンに渡った鴻信さんのおじの子供という。2人が7歳と5歳の時に父親が亡くなったことを聞くと、鴻信さんは「大変な苦労をしたんだね」と涙ぐんだ。(時事通信)10月19日

<比残留孤児・名乗り出た親族と対面広島、沖縄で>
日本国籍を求めて来日したフィリピン残留日本人2世の3人が19日、報道をきっかけに名乗り出た親族と広島、沖縄で対面した。戦後60年の時を超え、亡き父に導かれるように「故郷」の人々と抱き合った。◇タナカ・チュオドラさん(75)も、親類の可能性があると名乗り出た広島県大竹市の田中稔さん(64)とJR広島駅で対面した。稔さんはおいにあたるとみられる。NPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」(東京都新宿区)などによると、稔さんの祖父・故田中モトゾウさんは戦前フィリピンに渡り、フィリピン人女性と再婚してチュオドラさんと弟をもうけた。かんがい設備を作る仕事に携わっていたモトゾウさんは、旧日本軍の通訳として招集され、1941〜42年の間に行方が分からなくなった。その後母親も行方が分からなくなったため、チュオドラさんは親せき宅に預けられ、小さいころからメードなどをして暮らしていたという。午前10時半ごろ、広島駅の新幹線口改札で、チュオドラさんは稔さんを見つけると、笑顔で近寄り、手を取り合った。稔さんは「ようこそいらっしゃいました」と涙ぐみ、チュオドラさんは「夢にまで見るほど会いたかった。亡くなった弟によく似ている。父の出身地・広島に来られたのは今まで支援して下さった方のおかげ」と話した。【井上梢】◇神山ツキコさん(83)、シゲルさん(81)の姉弟は午前10時過ぎ、いとこの神山鴻信(こうしん)さん(71)と沖縄県名護市の宮里公民館前で対面した。鴻信さんが姉弟の手を取り「大変苦労したね」と語りかけると、2人ともこらえ切れずに涙をぬぐった。姉弟の父鴻助さんは1905(明治38)年、沖縄からフィリピンに渡り、ダバオで塩やたばこ、砂糖などの取引と農園経営で生計を立てていた。フィリピン人女性と結婚して比較的裕福に暮らしていたが、30年ごろに姉弟含め9人の子と妻を残してマラリアで亡くなったという。ツキコさんは39年にフィリピン人男性と結婚。シゲルさんは戦後、現地の反日感情から「殺される恐れがあった」ために母親の姓を名乗り、55年に家庭を持った。2人とも父が沖縄県出身だと聞かされており、新聞で姉弟の来日を知った鴻信さんが「いとこでは」と名乗り出た。ツキコさんとシゲルさんのほか四女サツコさんもフィリピンで暮らしているが、今回は病気で来日できなかった。【三森輝久】(毎日新聞)10月19日

<国籍求める比残留県系人姉弟きょう親族と対面>
日本国籍を求め、東京家裁の面接を受けようと来日しているフィリピンの残留県系人の姉弟2人が18日夜、親族との対面を果たすため、初めて父の古里・沖縄を訪れた。本紙報道で2人の存在を知った名護市在住のいとこが名乗り出たことから、同日の朝、急きょ沖縄訪問が実現。帰国の荷造り中の知らせに、姉の神山ツキコさん(83)と弟のシゲルさん(81)の2人は「最高。いとこに会いたくて飛んできた。対面が楽しみでたまらない」と喜びを抑えきれない様子で語った。ツキコさんとシゲルさんは、フィリピンのミンダナオ島ダバオに住む残留県系2世。2人の父鴻助さんは1905年、農業契約移民として兄の鴻吉さんと共にフィリピンに渡り、9人の子どもをもうけた。プランテーション栽培をするなど農業を営んでいたが、太平洋戦争前に死去。戸籍は戦災で焼失したという。2人を含むフィリピン残留日系人は現在、日本国籍を取得するため、東京家裁に「就籍」を申し立てている。2人も家裁の面接を受けるため、11日に初来日した。一方、2人のいとこに当たる神山鴻信さん(71)=名護市=は13日付の本紙の報道で、おじ鴻助さんの子どもの存在を初めて知り、系図を持って名護市役所で戸籍を確認。連絡を受けたフィリピン残留日系人の調査をしているNPO「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」が18日、フィリピンへ帰国する予定だった2人の滞在延期を決め、沖縄訪問を実現させた。「いとこに会えることがとても楽しみで、飛行機に乗っている間もそればかり考えていた」と初の親族との対面を心待ちするシゲルさん。ツキコさんは「お父さんはわたしたちのために一生懸命働いてくれていた。故郷に来られてうれしい。何より、いとこと会えるとは考えもしなかった」と目を細めた。19日午前に名護市の実家で対面を企画している鴻信さんは「おじがフィリピンに移民したことは知っていたが、子どもがいるとは知らなかった。2人に会ったら涙が止まらないかもしれない」と初の対面に期待を寄せた。◇◇「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」(東京)は来日している日系人15人のうち3人について、親族とみられる人が名乗り出たことを明らかにした。神山さん姉弟のいとこと、タナカ・チュオドラさん(75)が父親の異母妹に当たるのでは、とする広島県大竹市在住の男性。地元新聞社の記事を見て問い合わせがあった。(琉球新報)10月19日

<【フィリピン】新車販売、9月でようやく前年水準に>
伸び悩みが続く今年の新車販売だが、9月末時点でようやく前年同期の実績を追い越した。ただ伸びは0.2%と小幅にとどまっている。フィリピン自動車工業会(CAMPI)が17日に示したまとめでは、9月単月の販売台数は8,509台で、前年同月より3.8%増えた。とりわけ乗用車が9.1%増となり、商用車の伸び率0.7%を大きく上回った。上位7社のうち2位のホンダ・カーズ・フィリピンズが49.6%増と大きく数字を伸ばした。また7位のピリピナス日野は前月に続き商用車「ブラボー」の売れ行きが好調で、総販売台数は前年同月実績の2.3倍に拡大している。これに対し、業界トップのトヨタ・モーター・フィリピンは、前月の35.5%を上回る38.2%の市場シェアを占めながらも、販売台数は前年より2台減少し、今年に入り4カ月目の前年割れとなった。このほか、4位のいすゞフィリピンと5位のフォード・モーター・フィリピンが前年より数字を落とした。同月500台以上を販売したのは、トヨタの「イノーバ」、「ビオス」、「フォーチュナー」とホンダ「シビック」の4車種。一方、1〜9月の累積は7万2,084台となり、年末まで3カ月を残して、ようやく前年同期実績をわずかながら上回った。メーカー別で見ると、明暗が分かれる。倍増を果たしたピリピナス日野をはじめ、ホンダ(44.7%増)、現代自動車(18.5%増)の3社は大きく躍進したが、フォード(23.9%減)、いすゞ(13.3%減)、三菱モーターズ・フィリピンズ(10.2%減)は2けた台の下げを記録。トヨタは5.0%増と、堅調な伸びを見せている。なお自工会が今回示した数字には、ポルシェとアウディの輸入販売を手掛けるPGAカーズの販売実績が6月までさかのぼって加算されており、過去の集計結果が若干修正された。(NNA)10月19日

<比残留日本人・2世3人19日親族と対面報道見て名乗り>
日本国籍を得るため新たな戸籍の作成を求める「就籍」の手続きのため来日していたフィリピン残留日本人2世15人のうち3人が19日、急きょ親族と対面することになった。来日を報じた記事を見た親族が名乗り出た。3人は18日の帰国予定を変更し、予定外の対面に涙を流して喜んでいるという。対面するのは、女性のタナカ・チュオドラさん(75)と広島在住のおい▽神山ツキコさん(83)、シゲルさん(81)の姉弟と沖縄在住のいとこ。19日午前、3人がそれぞれ親族の元を訪ねる。就籍手続きを支援しているNPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」(東京都新宿区)によると、来日やその目的を報じた新聞記事やニュースを見た親族から、同センターに連絡があった。来日した15人を含む計18人は、父親が日本人であることを示す遺品などはあるが、本籍地がはっきりしないため父親の戸籍に入籍できず、今年8月に東京家裁に就籍を申し立てた。親族が判明した3人については、父親の戸籍に入籍できる可能性が出てきた。【高倉友彰】(毎日新聞)10月19日

<生体解剖・フィリピンでも大戦末期元衛生兵が証言>
第二次大戦末期、フィリピン・ミンダナオ島で、負傷兵の治療などに当たっていた元上等衛生兵曹の牧野明さん(84)=大阪府枚方市=が、仕えていた軍医とともに現地住民を生きたまま解剖したことがあると証言、その体験を基に、近く語り部活動を始める。解剖は軍医が衛生兵の医療実習として個人裁量で行ったとみられる。戦時中の生体解剖は旧満州(現中国東北部)の生物戦部隊「関東軍731部隊」が中国人に行った例が知られているが、専門家によるとフィリピンに関する証言は初めてという。【久木田照子】牧野さんは海軍第33警備隊の医務隊に所属。1944年8月から同島西部のサンボアンガ航空基地で負傷兵の治療などに当たった。医務隊は30代の軍医(大尉)を筆頭に、補佐役の牧野さんら三十数人がいた。牧野さんによると、解剖は同年12月から、米軍のスパイと疑われた住民(捕虜)に対し、基地内の病院で行われた。軍医の指示を受けながら2人で執刀。麻酔をかけた上で、10分〜3時間かけて、手足の切断や血管縫合、開腹手術などをした。解剖中は部下が助手や見張りをした。米軍上陸直前の45年2月まで3日〜2週間ごとに行われ、犠牲者は30〜50人に上るという。遺体は部下が医務隊以外に知られないように運び出して埋めた。牧野さんの部下だった80代の男性は「かわいそうで解剖には立ち会わなかったが、(何が行われていたかは)仲間に聞いて知っていた。遺体も見た」と話している。解剖が始まる2カ月前には、レイテ沖海戦で日本海軍が壊滅的な打撃を受け、サンボアンガも空襲されるなど戦局は厳しさを増していた。軍医は牧野さんに「おれが死んだら、おまえが治療を担当しなければならないから」と解剖の理由を説明したという。45年3月に米軍が同島西部に上陸後、日本兵はジャングルを敗走。病気や飢えなどで医務隊も大半が死亡し、軍医は自決したという。牧野さんは「命令に逆らえず、むごいことをした。戦争体験者が減りつつある今、自分には戦争の真実を伝える責任がある」と話している。(毎日新聞)10月19日

<フィリピン・米政府支援の道路建設関係者4人が誘拐される> 
フィリピン軍は18日、南部ホロ島で米政府が支援する道路建設事業に関係するフィリピン人4人が武装グループに誘拐されたと明らかにした。軍当局者はイスラム過激派アブサヤフが関与している可能性を指摘した。アブサヤフは90年代半ばからフィリピン各地でテロや誘拐事件を起こしてきた。(毎日新聞)10月18日

<着服の前事務長の告発見送り県教委「悪意なかった」>
【愛知県】県立岡崎東高校の前事務長がPTA会費などから約760万円を着服し、17日に懲戒免職になった問題で、県教育委員会は「悪意はなかった」として前事務長の刑事告発を見送った。盗撮の下見目的で女子生徒宅に忍び込み、同じ日に懲戒免職となった半田商業高校の前常任講師は、採用前に同容疑で逮捕されていたが、見抜けなかった。いずれも今年7月から8月に発覚したが、県教委は一括公表した。同教委の身内に甘いなれ合い体質や情報公開の不透明性に、教育関係者からは「(処分の妥当性を判断する)第3者機関が必要」との声も上がっている。「初めから横領する意図は認められない。悩みがあり自暴自棄になっていた」。県教委の中嶋博総務課長は17日の会見で、懲戒免職にした岡崎東高の森口謙一前事務長(59)を刑事告発しない理由を語った。森口前事務長は同校に赴任した2004年度から、あらかじめ校長の印鑑を押した銀行の白紙払い出し伝票に勝手に金額を書き込む手口などで経費との差額を着服。フィリピンパブでの遊興費や生活費に充てていたという。着服した金には修学旅行などのための生徒積立金も含まれていた。同校の校長は森口前事務長を「対外折衝能力があり全面的に信頼していた。チェック機能が働いていなかった」という。一方、半田署に逮捕された半田商業高校の前常任講師福田靖被告(47)=住居侵入の罪で懲役1年6月求刑=は、今年4月に採用される以前にも2度、同じような盗撮目的の犯罪で逮捕され、罰金刑を受けていた。県教委によると、正規採用の職員を補うために単年度ごとに常任講師を採用し、人選や面接は校長に任されているという。県教委は「身元調査には限界がある」としながらも、採用した校長を厳重注意の処分にした。校長は「県教委から(福田被告を)紹介された」と反論している。三重大の児玉克哉教授(社会学)は「刑事告発すれば、訴訟になり、県教委の責任も大きく問われる可能性がある。いじめ自殺があっても『なかった』と言う北海道などのケースと同じで、教育界は内々でかばい合う体質が強い」と指摘。「県教委が役割を果たせなくなっている面がある。責任を明確にする第3者機関の設置も必要」と指摘している。教育評論家の尾木直樹氏は「使い込んでいること自体が悪意だ。告発しないのは、さまざまなルーズさを隠すためとしか考えられらない。組織防衛であり、社会のモラルという風が吹き込まない」と批判した。(朝田憲祐、山本真嗣)(中日新聞)10月18日

<就籍申し立て比日本人2世15人、東京家裁の面接終える>
日本国籍を得るため新たな戸籍の作成を求める「就籍」を申し立て、東京家裁での調査官面接のために来日したフィリピン残留日本人2世の男女15人(62〜83歳)が17日、面接を終えて記者会見し「アイ・アム・ア・ジャパニーズ」などと訴えた。父親が大工だったという男性のヤマナカ・イサベロさん(77)は、形見のかんなや家族写真を掲げ、タガログ語で「日本人の証拠を調査官に見せることが出来た。信じてもらえたらうれしい」と話し、笑顔を見せた。女性のヨシイ・ルシータさん(73)は英語で「面接では何度も『お父さん』という日本語が出てきて父親を思い出した。日本人の子だから日本人になりたい」と語った。今後、調査官が報告書をまとめ、裁判官が決定を出す。来日した15人を含めた計18人は今年8月に就籍を申し立てた。父親が日本人であることを示す遺品などはあるが、本籍地がはっきりせず、父親の戸籍に入籍できない。フィリピン残留日本人2世は、明治から戦前に移住した日本人父とフィリピン人母の子で、戦後、父親は日本へ強制送還された。NPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」(東京都新宿区)によると、今後、約500人が就籍の申し立てを予定している。【高倉友彰】(毎日新聞)10月18日

<【フィリピン】日立電線、比でリードフレーム30%増産> 
日立電線の現地法人PHCPは、半導体パッケージの内部配線として使われるIC用リードフレームの生産能力を、現行から30%引き上げる。売上高を昨年度実績の23億円から2007年度には40億円に拡大したい考えで、増設によりPHCPは、来年にも日立電線グループの海外最大のリードフレーム生産拠点になる。 日立電線本社(東京・千代田区)の広報担当者は17日、NNAの取材に対し、「4億円を投じ新たに建設した床面積約6,000平方メートルの工場に、日本から製造設備を移管する」と説明した。年内に移管を完了する予定で、11月からは顧客の承認を得るための試験生産を開始する。  親会社で山形県に本社のある日立ケーブルプレシジョン(HCPJ)から製造設備を移し、100ピン以下の中ピンと呼ばれる品種を増産する。来月から試験生産を開始、品質にめどがつき次第、顧客へのサンプル出荷に着手し承認を得た上で本格生産を始めるが、来年中にもフル稼働にできる見通しだ。  フィリピンで増設するのは、グループの中で技術が安定しており、業績も堅調であるためのようだ。PHCPは、54ピン以下の小ピンを主に製造していたが、付加価値の高い中ピンを新たに事業化してノウハウの蓄積と業績拡大を後押ししようというわけだ。  HCPJが、フィリピンをICリードフレームの中核拠点に位置付けたこともあり、年率10%という高い成長率が期待される中ピンと小ピンの基地として積極拡大する狙いもある。リードフレームは、半導体の汎用パッケージ材料として、中国などアジアで需要が拡大しているという。  日立電線グループは、リードフレームを育成、強化する姿勢を示しており、事業売上高を昨年度の192億円から08年度には250億円にする目標を掲げる。現在は、日本とフィリピン以外にマレーシア、中国でリードフレームを生産しており、日本以外ではシンガポールでの生産量が最大だ。  フィリピンでは、同和鉱業子会社の同和ハイテック・フィリピンを04年に買収、PHCPとして事業を開始した。資本金は今年3月31日時点で1億ペソ、HCPJが70%、ヒタチ・ケーブル・アジアパシフィックが30%をそれぞれ出資している。従業員数は293人。(NNA)10月18日

<就籍申し立て・比日本人2世15人、東京家裁の面接終える> 
日本国籍を得るため新たな戸籍の作成を求める「就籍」を申し立て、東京家裁での調査官面接のために来日したフィリピン残留日本人2世の男女15人(62〜83歳)が17日、面接を終えて記者会見し「アイ・アム・ア・ジャパニーズ」などと訴えた。今後、調査官が報告書をまとめ、裁判官が決定を出す。(毎日新聞)10月17日

<フィリピン・マルコス氏の孫、来年のマニラ市長選に立候補>
フィリピン各紙は17日、マルコス元大統領の孫で、人気男性モデルのマーティン・マルコス・モノトックさん(23)が来年のマニラ市長選に出馬すると報じた。選挙参謀には祖母のイメルダ・マルコス元大統領夫人が就任するとみられ、立候補が確定すれば「マルコス家」挙げての選挙戦になる見通しだ。(毎日新聞)10月17日

<日立電線、比子会社のICリードフレーム生産能力を30%増強>  
日立電線は16日、フィリピンのICリードフレーム製造子会社PHCPの生産能力を30%増強すると発表した。アジア市場の需要拡大に対応する。投資額は4億円で、PHCPの敷地内に新工場を建設し、日立ケーブルプレシジョン(山形県米沢市)の製造設備を一部移管する。日立電線は05年度に192億円だったリードフレーム事業の売上高を08年度に250億円への増額を目指す。  PHCPは成長を見込める100ピン以下の中ピンと、54ピン以下の小ピンの生産能力を増強する。新規設備が本格稼働する07年度にPHCPの売上高は05年度比70%増の39億円になる見通し。  日立電線はPHCPをリードフレームの主要生産拠点とする方針。これまでPHCPは小ピンの生産が中心だった。 (日刊工業新聞)10月17日

<【フィリピン】川崎汽船、船員訓練施設を新たに建設>
川崎汽船が、2008年以降に見込む船員需要拡大を見据え、グループ内で大きなウエートを占めるフィリピン人船員の質の向上を目的に、教育や訓練を行う施設「”K”LINEマリタイム・アカデミー」を、新たにマニラ首都圏パサイ市の埋め立て地に建設する。 16日に行われた起工式には、川崎汽船本社の吉田克衛専務をはじめとする”K”LINEグループ関係者のほか、労働雇用省のダニロ・クルス次官とパサイ市のアラン・パナリガン市長が出席。さらには、商船三井と日本郵船の代表も姿を見せた。 川崎汽船が1,200万米ドルを投じるこの施設の建設は、大成建設フィリピンが請け負う。来月初めにも着工予定で、来年末までに総床面積7,400平方メートル、7階建てのビルが完成する。マニラ市マラテにある”K”LINEマリタイム・トレーニングの既存施設に比べ床面積は約2.5倍になり、年間1万人の船員を訓練できるという。なお新施設の完成に合わせて、”K”LINEマリタイム・トレーニングの事務所は移動する。 吉田専務はこの日、NNAの取材に応じ、2008年と11年までに保有船舶数を増加する計画があり外国人船員需要は拡大するが、”K”LINEグループにとってフィリピン人の重要性は変わらないと指摘。「今回の投資を必要不可欠のものと考えている」と強調した。同グループの船舶に乗船する船員のうち、フィリピン人の占める割合は約7割に達するとされる。 川崎汽船は今年3月に発表した新中期経営計画において、船舶数を2005年度の363隻から、08年度に444隻、10年代半ばに630隻に増やす方針を掲げている。 新たな訓練施設では、最新設備のほか独自の訓練ノウハウを取り入れ、グループ内における共通のグローバル・スタンダードを構築する。とりわけ上級幹部の育成に力を注ぐ考えだ。 同専務は、これからは国籍でなく、個々人の能力に応じた役職の振り分けが進んでいくと指摘。「しばらく時間を要する」と認めながらも、日本を含む各国における意識改革に加えて、グループ内で共通な評価システムを導入することの必要性を述べた。 川崎汽船は、最大規模となるフィリピン以外に、インドと欧州に小規模な船員訓練施設の設置を計画している。 一方、日系競合2社がフィリピンで船員育成学校を運営または建設していることについては、現時点においては訓練施設で十分との認識を示した。ただ今後の状況によっては、学校化の可能性もあり得ることを示唆している。 商船三井は1993年、地場パートナーのマグサイサイ・マリタイム、フェアモント・シッピングと合弁でカビテ州に船員学校「マグサイサイ・インスティチュート・オブ・シッピング」を設立。現在拡充工事を行っている。また日本郵船は来年6月の開校を目指し、地場企業トランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(TDG)と共同出資でラグナ州に商船大学「NYK―TDGマリタイム・アカデミー」を建設中だ。 (NNA)10月17日

<【フィリピン】8月輸出2割増、電子伸び2けた台回復>  
国家統計局(NSO)が13日に発表した8月の輸出は、ここ数カ月低迷していた電子部品の回復を受け、3月以降続く2けたの伸びをつけた。金額でも42億6,072万米ドルと、月別の数字としてはここ数年で最も高い水準に達している。フィリピンの輸出額全体の6割強を占める主要品目である電子部品は今年、1月に前年割れとなった後、2〜4月は前年同月に比べ2けた増を続けたが、その後は失速。5〜7月まで1けたの伸びに低迷していた。    しかし8月は、電子部品全体の75.7%に相当する半導体が18.0%増えたのに加え、制御機器と医療・産業機器が倍増を果たしたことなどもあり、全体では14.7%増と2けた台の伸びを回復した。    電子部品以外の品目では、約4倍増となったカソード、ともに倍増以上の石油製品とその他製造委託製品の伸びが顕著となっている。逆にマイナスに終わったのは、主要10品目の中で、ココナツ油(25.5%減)だけだった。    国・地域別では米国が8億776万米ドル(全体の19.0%)で前月に続きトップ。これに、日本(同14.8%)、中国(9.9%)、オランダ(8.9%)、香港(7.8%)と続く。伸び率では9位ドイツが80.3%増で最大となっている。    一方、1〜8月の累計は309億5,375万米ドルで、前年同期を16.9%上回っている。このうち上位5品目には◇電子部品(全体の63.0%)◇衣料・繊維製品(同5.7%)◇カソード(2.2%)◇石油製品(1.9%)◇家具・木工品(1.7%)――が並び、ここでもカソードが2.5倍増と最大の伸びを示している。 (NNA)10月16日

<各国の留学生ら文化発信 京大で「ゆにかる祭」>
多国籍の人たちが集まり、文化を発信するイベント「ゆにかる祭」が15日、京都市左京区の京都大西部構内で催された。野外ステージで民族舞踊の披露や各国の伝統料理を楽しめる屋台も出店され、約3000人の市民でにぎわった。  京都市下京区のNPO法人(特定非営利活動法人)多文化共生センターきょうとの主催で、今年で2回目。  野外ステージでは、近畿地方を中心に留学生ら外国人が登場。ブラジル人学校の生徒らによるサンバの披露など各国の民族舞踊、伝統音楽がにぎやかに紹介され、観客席ではリズムに乗りながら踊り出す人もいた。  また、タイやフィリピン、モンゴル、トルコなどさまざまな国の料理の屋台が約40店並んだ。訪れた市民は、店員の外国人から説明を受けながら、珍しい料理を口に運んでいた。 (京都新聞)10月15日

<奇跡の美貌リア・ディゾン、米から上陸!日本で歌姫に!>
父が中国系フィリピン人、母は仏系米国人。1メートル67、B85W60H88のナイスボディーで、公式HPには1日で25万件のアクセスがあるという注目の美女。米国ではレースクィーンやグラビアアイドルとして活躍し、今年4月に歌手を目指して来日した。  日本語を勉強中で、この日は片言の日本語を交えながら、ほとんど英語で「歌に一番力を入れ一生懸命やっていきたい」と抱負。写真集はオフショットと表紙がお気に入り。「セクシーショットは恥ずかしい」と照れていた。  〔写真:この美貌で男性ファンのハートをがっちりつかんだリア・ディゾン。日本のアーティストではSMAPが好きとか〕 (サンケイスポーツ)10月15日

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