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<ルソン【カラバルソン地方】について>
カラバルソン地方(CALABARZON, Region IV-A)フィリピン北部の地方である。
首都マニラの東部から南部にかけての地域である。
もともとは南タガログ地方(Southern Tagalog, Region IV)として南西に広がる
ミマロパ地方(MIMAROPA, Region IV-B)と1つであったが、
2002年5月22日に2つに分割されて、それぞれの州の頭文字をとってこの名称になった。
この地方の中心都市はカラバルソン地方には含まないがマニラ首都圏のケソン市である。
<バタンガス州(Province of Batangas)>
フィリピン北部ルソン島にある州で、カラバルソン地方(CALABARZON, Region IV-A)に
属する。北にカヴィテ州、北東にラグナ州、東にケソン州と接し、南のベルデ島水路を
隔ててミマロパ地方のオリエンタル・ミンドロ州、オクシデンタル・ミンドロ州と隣接している。
州内にはフィリピン第3の湖タール湖がある。
面積は3,165.8km2、人口は1,905,348人(2000年)、州都はバタンガス市である。
<カヴィテ州(Province of Cavite)>
フィリピン北部ルソン島のカラバルソン地方(CALABARZON, Region IV-A)に
属する州である。南にバタンガス州、東にラグナ州、北東にマニラ首都圏の
メトロ・マニラと接している。北にはマニラ湾とその入口に浮かぶコレヒドール島があり、
この島はコレヒドール国立公園に指定されている。
面積は1,287.6km2で国内9番目に小さい。人口は2,063,161人(2000年)で国内5番目に多い。
州都は地方自治体の1つイムス(Imus)で、トレース・マルティレスから移転した。
州内にはカヴィテ市、タガイタイ、トレース・マルティレスの3都市がある。
<ラグナ州(Province of Laguna)>
フィリピン北部ルソン島中部にある州で、カラバルソン地方(CALABARZON, Region IV-A)に
属している。北西にメトロ・マニラ(マニラ首都圏)、西にカヴィテ州、南西にバタンガス州、
南から東にかけてケソン州、北にリサール州と接し、北部一面にフィリピン最大の湖
バエ湖を臨む。ラグナという地名はスペイン語のラゴ(Lago)、
英語のレイク(Lake)=湖からきている。
面積は1,759.7km2、人口は6番目に多い1,965,872人(2000年)、
州都はパグサンハン(Pagsanjan)からサンタクルス(Santa Cruz)に移転した。
<ケソン州(Province of Quezon)>
フィリピン北部ルソン島中部の州である。カラバルソン地方(CALABARZON, Region
IV-A)に
属していて、西南部にリサール州、ラグナ州、バタンガス州、南東部にビコル地方の
カマリネス・スル州、カマリネス・ノルテ州、西部に中部ルソン地方のブラカン州、
北部にケソン州から分離してできたアウロラ州と陸で接している。
東部にはラモン湾とポリリョ諸島があり、その先はフィリピン海が広がる。
南部にはミマロパ地方のマリンドゥク州(ボアク島)、ビコル地方のマスバテ州(マスバテ島)が
海を隔てて隣接している。面積は8,706.6km2で5番目に広い。
人口は1,679,030人(2000年)、州都はルセナ(Lucena)である。
ケソン市は、ケソン州には属さず、マニラ首都圏のメトロ・マニラと呼ばれる地方の1都市である
<リサール州(Province of Rizal)>
フィリピン北部ルソン島にある州で、カラバルソン地方(CALABARZON, Region
IV-A)に
属している。南東部にラグナ州、東部にケソン州、北部に中部ルソン地方のブラカン州、
西部にメトロ・マニラ(マニラ首都圏)と接している。南部にはフィリピンで最も大きい湖の
バエ湖に面する。州名は、フィリピン独立の英雄、ホセ・リサールからとった。
面積は1,308.9km2、人口は1,707,218人(2000年)、州都はパシッグ(Pasig)であったが、
メトロ・マニラの1都市に組み込まれたためにアンティポロ(Antipolo)に機能が移された。
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